こんにちは。
ポジティブヘルス研究会の秋山綾子です。
11月13日、第1回ポジティブヘルス勉強会を開催しました。
講師に、「強み」について研究をされている松隈信一郎先生をお招きし、
参加者8名と共になごやかな雰囲気での学びの時間。
強みとは、船でいう帆のようなものだそうです。
弱みに目を向けているばかりだと(船底の穴を塞ごうとだけしていると)前に進みません。
強みに目を向けてそこを伸ばしていくことで、前に進みやすくなる。
このイメージはとてもわかりやすいですよね。
松隈先生が大学院で研究されているテーマでもある「強み」は、
その人の感じている「幸福度」と強く関連があるとのこと。
「強み」に着目する理由として非常に説得力のあるデータもお示しいただきました。
(これから論文にされるものだそうで詳しくはシェアできないのが口惜しい!)
実践として、ペアワークでお互いの強みを見つける時間もありました。
今まで自覚していたものも別の角度から指摘してもらえたり
自分では気づいていなかった意外な一面を知ることができたりして、
「強み」の実感が湧きやすくなるものでした。
今回の参加者は、理学療法士6名、看護師1名、服飾系1名で
テーマとしていたリハビリテーションに関する職種が多かったですが、
各自がそれぞれの場面でどのように「強み」を生かし、
クライアントや患者さんの「強み」を引き出すかを考える
とても良いきっかけになったとの感想が多く聞かれました。
先生には、今後も研究会に高頻度で関わっていただけそうなので
また「強み」について学びを深められる機会を持つことができればと思います。
松隈先生、参加者のみなさま、ありがとうございました!
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