2017年8月30日(水)19:30〜21:00
講師:秋山 綾子(当研究会代表、レジリエンスアドバンストレーナー、心臓ヨガ専門家)
そのストレスは、ある日突然「死因」に変わる
こんな物騒なキャッチコピーでNHKがストレス特集を組んだのは、昨年のこと。
最近、ストレスに関する報道や本などを目にする機会が増えました。
厚生労働省が平成27年度におこなった調査では、
「現在の仕事や職業生活に関することで
強い不安、悩み、ストレスになっていると感じる事柄がある労働者」の割合は55.7%。
平成25年調査より3.4%増加しています。
強いストレスがかかったり、慢性化したりすることよって
心筋梗塞や脳卒中をはじめとする血管疾患につながる可能性が高くなります。
また、風邪や蕁麻疹・胃炎・頭痛・下痢/便秘・不眠なども
ストレスが関連していると言われています。
さらに、慢性ストレスが続くとじわじわと脳に異変が起こるという
背筋のゾクっとするような報告も・・・
しかし一方で、
ストレスが有害であると信じる人ほどストレスの悪影響 を受けやすく、
ストレスが有用であると信じる人ほど健康状態や職務遂行で良好な影響を影響を受ける
という新事実もわかりつつあります。
様々な人と関わりながら社会生活を営んでいる以上、
ストレスと無縁の生活はあり得ないのが事実。
であれば、どのように備えれば良いのか?
ということで、今回は
「ストレス」について改めてまとめ直すとともに
一策としての「ポジティビティ」を題材にディスカッションしてみたいと思います。
【講師プロフィール】
秋山 綾子 / Ayako Akiyama
・日本ポジティブヘルス研究会 代表
・心臓ヨガ専門家
・理学療法士
・医科学修士
・北里大学大学院循環器内科学博士課程
・心臓リハビリテーション指導士
・レジリエンスアドバンストレーナー
・ポジティブ心理学基礎講座修了
・インド中央政府認定ヨーガ教師
・Cardiac Yoga® Teacher
◆ 経歴 ◆
1987年生まれ、福島県出身。
高校時代にヨガを始め、肉体だけではなく精神面にもたらされる効果にも感銘を受ける。
大学では理学療法学を専攻。在学中にヨガ指導者資格を取得。
20歳のとき、兄が急逝した経験より循環器の分野に進むことを決め、心臓リハビリテーションの分野での応用とそのエビデンスを検証するために大学院へ進学。
「ヨガと心臓血管疾患」をテーマに研究活動に従事し、その成果として『心臓ヨガ』を専門として指導にあたる。
理学療法士として患者さんと接するなかで「感情や思考が身体に及ぼす影響」への関心が増す。更に2011年の東日本大震災と復興支援活動を通して、普段から"心の整え方"や"生き方"について考えておくことの重要性を痛感する。
人生の目的を持ったうえで積極的に健康に向かう姿勢に価値を感じ、ポジティブ心理学およびそれをベースとした新しい健康の概念である『ポジティブヘルス』について学ぶ。
2015年、身体的な視点も含めポジティブヘルスを学び・実践できる機会の提供と専門家育成のため『ポジティブヘルスアカデミー』を設立。
あわせて、医療健康分野の専門家はじめ様々な背景をもつ人たちとより深くディスカッションし、広くポジティブヘルスを普及していく目的で、当研究会を主宰。
【日 時】
2017年8月30日(水)19:30〜21:00
※開場 19:20
※終了後、懇親会あり(参加は任意です)
【会 場】
東京都新宿区四谷 セミナールーム
(詳細は、お申し込みの方へお知らせいたします)
【対象】
・健康/医療/介護などの分野に従事している方
(医師、看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、柔道整復師、臨床心理士、介護福祉士、運動指導者 他)
・ポジティブヘルスに興味のある方
【定 員】
10名
※最少催行人数 3名
【参加費】
会員 3,000円(税込)
一般 5,000円(税込)
※事前振り込み
※キャンセル料 3日前まで:無料、前日まで:50%、当日:100%
【お申込み方法】
以下のフォームを送信してください。
※お申込み〆切 8/28(月)15:00