2016年12月11日(日)
19:30-21:00
講師 秋山綾子(研究会代表、レジリエンスアドバンストレーナー)
〜 盛会のうちに終了しました 〜
◆ 今や過去の出来事をどう捉えるかで、人生がより輝く ◆
第二回目の勉強会は、ポジティブヘルスの根幹でもある
ポジティブ心理学の大切な要素の一つ「レジリエンス」に焦点を当てます。
「レジリエンス」とは、
・回復力
・逆境から立ち直る力
などと訳され、ビジネス分野でも注目されています。
日常生活の中で、何かしらの問題や壁にぶち当たることは幾度もあるかと思いますが、
みなさんはそんな時にどのようにしてそれを乗り越えていますか?
レジリエンスに関する研究が進められるようになった発端の一つに、
第2次世界大戦でナチスのホロコースト(大量虐殺)を経験した孤児たちの研究があります。
孤児たちのその後の状況を調査したところ、
過去のトラウマや不安のために生きる気力を持てない人たちがいる一方で、
トラウマを乗り越え仕事に前向きに取り組み、幸せな家庭を築く人たちもいたのです。
一般的に「困難な状況」とされる経験もポジティブなエネルギーに変えることができる。
そのためにはどうしたら良いのか?
また、レジリエンスが高いことと実際の健康状態とはどのような関係があるのか。
勉強会では具体的なデータも紹介しながら、
自分自身やそれぞれの社会的役割のなかでどのように活用できるかのディスカッションも行います。
【講師プロフィール】
秋山 綾子 / Ayako Akiyama
・レジリエンスアドバンストレーナー
・医科学修士
・ヨガ講師
◆ 経歴 ◆
福島県出身。高校時代に柔軟性向上の目的でヨガを始め、肉体だけではなく精神面にもたらされる効果にも感銘を受ける。
大学では理学療法を専攻。在学中にヨガ指導者の資格を取得。
心臓リハビリテーションの分野での応用とそのエビデンスを検証するために大学院へ進学。
患者さんと接するなかで「感情や思考が身体に及ぼす影響」への関心が増し、さらに2011年の東日本大震災とその後に団体を立ち上げおこなった復興支援活動でも普段から心の整え方や生き方について考えておくことの重要性を痛感。
「ポジティブヘルス」の考え方を学び実践できる場として『ポジティブヘルスアカデミー』を設立。
◆ メッセージ ◆
20歳のときに兄が急逝した経験より循環器の分野に進むことを決めました。「レジリエンス」について学び、普段から自己分析をしておくことは、震災もそうですが不測の事態のときにも役立つものではないかと思います。
まだ勉強しはじめた分野ですが、"心身の健康"をキーワードにどんなつながりがあるかを皆さんとシェアできれば幸いです。
◆ 実績 ◆
・福井県心臓リハビリテーション学会研究会特別講習
・福島県星総合病院リハビリテーションスタッフ向けヨガ講習
など
【日 時】
2016年12月18日(日)19:30-21:00
※開場 19:15
【会 場】
ポジティブヘルスアカデミー
新宿区新宿1-19-10サンモール第3マンション502
>東京メトロ丸ノ内線・新宿御苑前駅2番出口より徒歩3分
>東京メトロ丸ノ内線・新宿三丁目駅C8出口より徒歩8分
>JR新宿駅東南口より徒歩15分
【参加資格】
どなたでもご参加いただけます。
<こんな方におすすめ>
・心と身体のつながりを学びたい方
・予防/健康分野に従事している方
・ポジティブ心理学に関心のある方
【定 員】
12名
【参加費】
2,000円(税込)
※当日払い
※キャンセル料 前日:50%、当日:100%
【お申込み方法】
下記お問い合わせフォームにて
「12/18 勉強会参加希望」とご記入いただき、送信してください。
※お申込み締切:12/16(金)15:00