第7回ポジティブヘルス勉強会
ポジティビティと心臓血管疾患
2017年5月10日(水)19:30〜21:00
講師:秋山 綾子(心臓リハビリテーション指導士、当研究会代表)
日本人の死因上位を占める心臓血管疾患。
症状が無いまま病状が進行し、症状が現れたときは重症となっており、
時には死に至る危険性の高いため「サイレントキラー」とも呼ばれています。
昨年末、アメリカ心臓学会の観光しているJACC誌オンラインにて
「ポジティブ心理学と心臓血管予防学の融合および検証をすすめていく」
という内容の論文が発表されました。
また、2011年にはハーバード大学の調査で
・物事を前向きに考え自分の人生に満足している人ほど心臓が健康的
・悲観的で自分に自信の持てない人は、楽観的な人に比べて心臓麻痺や発作を起こす可能性が高い
という結果が報告されています。
そんな「ポジティビティ」と「心臓血管疾患」の関係性について
現在わかっている事実を紹介しながら、
実生活や臨床現場でどのように活かしていけるのかディスカッションしてみたいと思います。
【講師プロフィール】
秋山 綾子 / Ayako Akiyama
・心臓リハビリテーション指導士
・理学療法士
・医科学修士
・北里大学大学院循環器内科学博士課程
・レジリエンスアドバンストレーナー
・ポジティブ心理学基礎講座修了
・インド中央政府認定ヨーガ教師
・Cardiac Yoga® Teacher
◆ 経歴 ◆
1987年生まれ、福島県出身。
高校時代にヨガを始め、肉体だけではなく精神面にもたらされる効果にも感銘を受ける。
大学では理学療法学を専攻。在学中にヨガ指導者資格を取得。
20歳のとき、兄が急逝した経験より循環器の分野に進むことを決め、心臓リハビリテーションの分野での応用とそのエビデンスを検証するために大学院へ進学。
理学療法士として患者さんと接するなかで「感情や思考が身体に及ぼす影響」への関心が増す。更に2011年の東日本大震災と復興支援活動を通して普段から「心の整え方」や「生き方」について考えておくことの重要性を痛感する。
人生の目的を持ったうえで積極的に健康に向かう姿勢に価値を感じ、『ポジティブ心理学』およびそれをベースとした新しい健康の概念である『ポジティブヘルス』について学ぶ。
2015年、身体的な視点も含め『ポジティブヘルス』を学び・実践できる機会の提供と専門家育成のため『ポジティブヘルスアカデミー』を設立。
あわせて、医療健康分野の専門家とより深くディスカッションし、広くポジティブヘルスを普及していく目的で、当研究会を主宰。
【日 時】
2017年5月10日(水)19:30-21:00
※開場 19:15
※終了後、懇親会あり(参加は任意です)
【会 場】
東京都新宿区内 セミナールーム
(詳細は、お申し込みの方へ個別にお知らせします)
【対象】
・健康/医療/介護などの分野に従事している方
(医師、看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、柔道整復師、運動指導者、介護福祉士 など)
・ポジティブヘルスに興味のある方
【定 員】
12名
※最少催行人数 3名
【参加費】
会員 3,000円(税込)
一般 5,000円(税込)
※事前振り込み
※キャンセル料 3日前まで:無料、前日まで:50%、当日:100%
【お申込み方法】
下記フォームを送信してください。
※お申込み〆切 5/10(月)15:00